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文化財

新潟県指定無形民俗文化財「直江津・高田祇園祭の御旅所行事と屋台巡行」

八坂神社の祭祀である「祇園祭」の中の御旅所行事と屋台巡行が、新潟県指定無形民俗文化財に指定されています。

八坂神社は、福島城廃城の後、高田城築城後も今町(直江津)に残り、高田まで出向いて祭礼を行いました。それにより、今町を出発し高田城下の市街地を巡り、稲田より関川を舟で下り今町に戻るという形が作られ、合わせて屋台(山車)の巡行と御饌米奉納を加えた一連の行事が、直江津・高田の歴史的変遷と関係性がうかがわれることなどが評され、平成29年3月21日に新潟県により無形民俗文化財に指定されました。

陸路で高田へ向かう御神輿

御神輿の川下りの様子

屋台巡行の様子

御饌米奉納

上越市指定有形民俗文化財「俳譖奉納額」

八坂神社拝殿に掲げられている「俳譖奉納額」は、江戸時代に伊勢の俳人涼蒐(りょうしゅう)と今町の俳人たちが一年一二か月のそれぞれの句を作り、額にして八坂神社に奉納(正徳五年/1715年)したものです。中には中央にも名が知れた今町の俳人陸夜(りくや)の句もあります。
昭和50年3月27日に、上越市の有形民俗文化財に指定されました。